クラウドアプリケーション戦略を成功させる5つのステップ

Julie Lockner and Roger Nolan

業務担当者の関与をプロアクティブに進めることで、貴社のインフラストラクチャーに合ったクラウドアプリケーション戦略を立案する。

クラウド戦略を管理することは、ITアプリケーション管理者の重要な任務です。クラウドアプリケーションは、あなたの関与の有無に関わらず、始められるひとつの方法です。次の5つの基本的な手順に従って、問題が発生する前に対処するようにしましょう。

  1. 環境を知る。間違いなく、SaaSエコシステムはあなたの想像をはるかに上回る量であり、無数のベンダーからのデータで日々増大し続けています。貴社が優れたウェブサイトを持っているということは、問題解決できるソリューションを持っていることにはなりません。

    クラウドコンピューティングに取り組む前に、このダイナミックな世界について良く知っておきましょう。隠れていてわからないことは、次のようにベンダーに質問しましょう。財務面の安定性は保証できますか?実績を教えてください。本当のコストはいくらですか?

    「フィクションと真実を分けてみると、本当に驚く事実が判明する場合があります」とInformaticaのグローバルITアプリケーション部の副社長、Eric Johnsonは説明します。
  2. 業務担当者と協調する。ラウドアプリケーションを提供するベンダーは、IT部門に連絡せず、直接、業務部門に働きかけることで知られています。そうではなく、全員が協力しながら、最も機能的かつコスト効率的なソリューションを推進できるようにプロアクティブに取り組み、事業予算と必要条件をインフラストラクチャーの機能性と調和させるようにしましょう。定期的に業務担当者と話し合って、彼らの要件を理解し、信頼されるアドバイザーになりましょう。
  3. データ統合プランを立案する。新しいクラウドアプリケーションを活用するには、まず企業データをクラウドに移行し、クラウドアプリケーションをオンプレミス(自社運用)アプリケーションと同期させ続ける必要があります。事前にデータの同期方法や費用、時間、どのベンダーとソリューションが最適に機能するのか調べておきましょう。また、プロジェクトの開始以降は、全員が計画に忠実に行動するようにしましょう。
  4. ベンダーをしっかり管理する。クラウドアプリケーションベンダーを採用する時は、重要な関係を構築しようとしていることを理解してください。契約更新日、価格保護条件、今後予定されている製品リリースなどの重要な点に注意しましょう。そして調達や他の業務部門にも情報を伝えておきます。そうしなければ、想定外の変化の影響を感じてしまいます。 「貴社は、ベンダーに依存することになります」とJohnsonは警告しています。「ベンダーを観察し、彼らと共同で作業しましょう。それを怠れば、製品の方向性が突然変更されていたり、まったく気付かない間にコストが膨らんでいることに驚くことになります」。
  5. ポートフォリオのようにアプリケーションを管理する。例えば、ある条件に基づいて、業務部門の代わりにIT部門がアプリケーションに投資するように依頼されたとします。「そのお金を管理するのはあなたの仕事です。賢い投資の選択をしましょう。部門が優れた投資対効果を得られるように、賢い投資選択をするようにしましょう」とJohnsonは言います。様々な金融資産を取り扱うのと同様に、定期的にアプリケーション投資を評価し、社員がシステムを使えているか、システムが安定しているか、うまく運用されているかどうか評価しましょう。その答えが好ましくないなら、ポートフォリオを方向転換することを考えましょう。

クラウドコンピューティング戦略を開始するのは、大仕事だと感じるかもしれませんが、正しい計画を立てることで大きな差が生まれます。詳しくは、こちらをご覧ください。詳しくは、こちらをご覧ください。ハイブリッドITのクラウド統合、業務部門のセルフサービスとIT部門の管理の両立

Julie Lockner & Roger Nolan

2013年7月19日

アプリケーションリーダー向け

クラウドベンダーをしっかりと観察し、彼らと共同で作業しましょう。それを怠れば、製品の方向性が突然変更されていたり、まったく気付かない間にコストが膨らんでいること驚くことになります。ーーInformaticaグローバルITアプリケーション部門副社長、Eric Johnson