アプリケーションデータ移行管理は大きな悩みの種ですか?標準化したインテグレーションコンピテンシーセンターの原理を使って費用とリスクを軽減する方法があります。
もし、無駄のない効率性を追求するために、エンタープライズアプリケーションの最新化と統合を実施しているなら、その前にやるべきことがあります。データ移行の前こそ、インテグレーションコンピテンシーセンター(ICC)のプラクティスに取り組むべき絶好の時期です。その理由を説明します。
ICCとは?
ICCは、専門知識センター(COE)、統合ソリューションセンター、ビジネスインテリジェンスコンピテンシーセンターなど、さまざまな名称で呼ばれています。名称は何であれ、ICCは、効果的でコスト効率的なデータ統合を促進するために、人材、プロセス、ベストプラクティス、テクノロジー、ポリシーを結合する共有サービス機能です。すなわち、複製可能で再利用可能な構成要素を構築する方法の1つと言えます。標準ツール、プロセス、方法論から成るこれらの構成要素は、どの業務部門が所有権を握っているかに関わらず、すべての統合プロジェクトにわたって共有することができます。
ITの無駄や冗長性がなくなってくれば、コストやリソースの大幅な節約といったICCの原理がもたらす利点をすぐに実感することでしょう。
ICCの利点
すでに混沌としたデータ移行においてICCを展開することは、一見リスクを複雑化させるだけのように見えます。ところが実際には、ICCプラクティスによって、克服が不可能と思われたデータ統合の難問を解決し、プロセスを簡素化できるようになります。ICCがもたらす3つの利点について考えてみましょう。
- 問題:エンタープライズアプリケーションデータの移行プロジェクトはリスクを伴います。そうしたプロジェクトの約1/3が予算を浪費するだけで、目標を達成できないままに終わっています。ほとんどの場合、この問題は、データ移行を「別の問題」として捉える視点の欠如が原因となっています。 解決策:ICCは、ツール、論理の構築、共有性の標準を組織に導入する方法です。これによって、冗長性や無駄が減り、全体としての生産性が飛躍的に向上します。
- 問題:ほとんどのエンタープライズアプリケーションプロジェクトがデータ統合に関与しています。統合後にデータのクレンジングを実施するには、莫大な費用と時間がかかります。 解決策:初期段階でICCの原則を適用することで、クリーンで高品質なデータに基づく統合プロセスを開始できます。また、継続的な効率性の向上やデータの長期的価値の妨げとなる冗長性とエラーの発生を回避することもできます。
- 問題:データ移行の間に管理しなくてはならない統合ポイントが多ければ多いほど、作業は複雑化します。このため、アプリケーションを利用する部門に非常に大きな負担がかかります。 解決策:一元的なICCプラクティスは、共有可能かつ再利用可能なツール、スキル、ロジックを活用して、データ移行の効率的な遂行を支援します。IT部門は、データ移行プロジェクトが信頼性のあるデータに基づいて計画どおりに予算内で完了することをアプリケーション所有者である各部門に知らせることで安心感を与え、説明責任を果たすことができます。
業務部門の各利害関係者に対してICCの利点を明確に説明することができれば、ICCへの賛同や支持を得ることは比較的簡単です。アプリケーション管理者としてのあなたの役割が価値向上であるとしたら、ICCプラクティスは、予算を削減してリソースを本来のイノベーションリソースに投入することを支援します。
データ移行のリスクとコストを軽減する方法について詳しくは、Bloor Researchのレポート「Lower Your Risk with Application Data Migration: Next Steps With Informatica(アプリケーションデータの移行のリスクを減らす:Informaticaを活用して次のステージへ)」をダウンロードしてお読みください。
ICCプラクティスがあれば、克服が不可能と思われたデータ統合の難問を解決し、プロセスを簡素化できるようになります。