インフォマティカ、Microsoft Azureにおける生成AI、
Microsoft Fabricおよびオープンテーブルフォーマット関連メガトレンドに、 新機能で対応
Azure OpenAI Serviceへの導入が容易な生成AIブループリント、SQL ELTの強化、Apache Icebergオープンテーブルフォーマットの利用支援を含む先進的な
ソリューションを発表
2024年11月20日
AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NYSE:INFA、以下インフォマティカ)は本日、Microsoft Azureに対応した先進的な3つの新機能を発表しました。これにより、企業は信頼できるデータに基づいてAIや分析主導のイノベーションを開発・展開・実装できるようになります。これらの変革的な新機能は、世界中の企業がMicrosoft Azure OpenAI Serviceを含む、マイクロソフトのAIや分析に関するサービスを活用し、生成AIや分析機能の可能性を最大限に引き出すことが可能になります。
新機能は次のとおりです:
- Azure OpenAI Service に対応した生成AIブループリント
- Microsoft Azure 向けのSQL ELT強化
- ADLS Gen2 に対応したオープンテーブルIceberg サポート
企業向けの生成AIや、Copilot体験の開発・実行を、インフォマティカのIntelligent Data Management Cloud™(IDMC)プラットフォームやAzure OpenAI Serviceを使用したリファレンス・アーキテクチャとテンプレートにより加速します。
データベース内のSQLベースの処理により、ノーコードのデータパイプライン定義・実行を可能にし、パフォーマンスと規模の向上を実現します。
Azure Data Lake Storage(ADLS)Gen2へのデータ移行・統合をIcebergフォーマットでサポートすることで、AI活用における大規模データセットの保管・使用の費用対効果が向上します。
Azure OpenAI Service に対応した生成AIブループリントについて
Azure OpenAI Service のLLM(大規模言語モデル)や生成AIアプリケーションを利用する企業が増える中、インフォマティカはMicrosoft専用の生成AIソリューションを提供し、企業向け生成AIアプリケーションやMicrosoft Copilot体験の構築を簡素化します。
インフォマティカのAzure OpenAI Service向け生成AIブループリントにより、下記の機能を提供します:
- Azure OpenAI Service、Azure AI Search、そして、Azure上のPineconeなどのベクトルデータベースのシームレスな統合を実現。データの整合性とガバナンスを保ちつつ、組織のAIイニシアチブを推進します。
- 業界をリードするインフォマティカのマスターデータ管理(MDM)は、信頼性の高い企業データにより、生成AIアプリケーションをさらに強化します。
- 標準化されたビジネス用語集に基づいた文脈のプロンプトと回答により、データ品質管理機能が組み込まれた状態で検索拡張生成(RAG: Retrieval-Augmented Generation)データセットの選択を最適化します。
IDMC、Microsoft Fabric データウェアハウス上の強化されたSQL ELTをサポート
インフォマティカは、Microsoft Fabricのデータウェアハウスに対応したELTを提供する、初のISV(独立系ソフトウェアベンダー)です。マイクロソフトのデザインパートナーであるインフォマティカは、Microsoft Fabricのデータウェアハウス環境で直接データを統合・変換する機能を提供し、分析のためのデータ準備とクレンジングをノーコード環境のデータパイプラインで実行できる柔軟性をお客様に提供します。
SQL ELTサポートにより、顧客はMicrosoft Fabricの機能を活用してデータを効率的に検証し、データガバナンスを強化することができます。これには、データの正確性とコンプライアンスを確保するための品質チェックの実行や、Power BIを使用した迅速なインサイトの取得が含まれます。また、Microsoft Fabric上のSQL ELTは、複数のソースからデータを統合し、データを検証およびクレンジングした上で、クレンジング済みのデータを使用した高度な分析を実施することを可能にします。これにより、Microsoft Fabricの演算リソースを効率的に活用できる安全なソリューションが実現します。
ADLS Gen2向けのオープンテーブルIcebergサポート
インフォマティカの新機能を活用することで顧客は、企業向けデータを Icebergのオープンテーブルフォーマットに統合し、データ保管コストを削減の上、ユースケース・価格性能比などの方針に基づいた、最適なクエリエンジンを選択できるようにします。Apache IcebergのオープンテーブルフォーマットがMicrosoft Azureでサポートされることで、Azure Data Lake Storage Gen2を含めたデータ統合機能が拡張されます。
今回の機能強化により、インフォマティカは包括的なオープンテーブルフォーマットのサポートをMicrosoft Azureエコシステムに提供する、最初のベンダーの1社となります。これは、Azureエコシステム内での分析とAIに対応したデータの保存・管理する方法の選択肢を増やしたいという顧客の要望に応えるものです。
インフォマティカのシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるPratik Parekhは、次のように述べています。「これらの新たな生成AIブループリントやデータ管理における革新はマイクロソフトのサービス専用に構築されており、Microsoft Azure Open AI Service、Microsoft Fabric、およびAzureのオープンテーブルフォーマットを採用するマイクロソフトの顧客が、IDMCのデータ管理機能をフル活用してAIと分析の取り組みを加速し、規模を拡大できるようにします。」
マイクロソフトのAIプラットフォーム担当コーポレートバイスプレジデント兼製品責任者であるAsha Sharma氏は、次のように述べています。「インフォマティカとのコラボレーションにより、Microsoft Azure Open AI Serviceの活用方法が再定義されています。生成AIブループリントは、Azure OpenAI Serviceソリューションの顧客導入を促進し、また、オープンテーブル Icebergのサポートを通じ、より多くのデータをAzureに取り込み、新たなAIソリューションの開発を支援しています。」
2024年11月18日から22日に米国シカゴで開催されるMicrosoft Ignite 2024に参加される方は、ブース418またはオンラインにて、これらのインフォマティカの新機能の詳細をご確認いただけます。詳細情報やミーティングの予約については、インフォマティカのMicrosoft Igniteリソースページをご覧ください。
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インフォマティカについて
インフォマティカ(NYSE:INFA)は、AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理をリードする企業であり、企業の最も重要な資産に潜在する変革力を引き出し、データとAIを甦らせます。インフォマティカが開発した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud™ (IDMC)」は、CLAIRE® AIを搭載したエンドツーエンドのデータ管理プラットフォームであり、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、データの民主化を通じてビジネス戦略をモダナイズし、進化させます。Fortune100のうちの80社以上を含む、約100カ国のお客様がインフォマティカを活用し、データ駆動型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
「Informatica. Where data and AI come to life. 」
インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttps://www.informatica.com/jp/をご覧ください。
インフォマティカ公式ソーシャルメディア:X(旧Twitter), Facebook, ブログ
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本リリースは米国インフォマティカ本社が2024年11月19日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
本プレスリリースに記載されている全ての情報は2024年11月20日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、 https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。