インフォマティカとSalesforceが提携し、Agentforceとの新たな統合によりAI主導のカスタマーインテリジェンスを提供する計画を発表

2025年5月15日

AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(NYSE:INFA)は、Salesforceとのパートナーシップを拡大し、インフォマティカのIntelligent Data Management Cloud™プラットフォームと、仕事の流れの中で信頼性の高い自律型AIエージェントによってチームを増強するためのデジタル労働プラットフォームである、SalesforceのAgentforceを統合する計画を発表しました。SalesforceとインフォマティカのパートナーシップにAIを活用した新たな要素が加わることで、Agentforce for SalesとAgentforce for Serviceに充実したカスタマーインテリジェンスが追加され、組織はよりパーソナライズされAIによって強化されたカスタマーエクスペリエンスを提供できるようになります。

このソリューションの中核となるのが、インフォマティカのマスターデータマネジメント(MDM)で、数十もの企業システムの顧客データを統合し、最適なデータ品質の確保を支援します。Informatica MDM SaaSは、これらを活用してAgentforceで構築されたAIエージェントを強化し、B2CおよびB2B環境における営業およびサービスの重要なユースケースをサポートします。今回の発表は、ラスベガスで開催中の同社のデータ管理およびAIに関する年次カンファレンスである「Informatica World」にて行われました。

計画されている主な機能

顧客インサイト:完全なプロフィール、連絡先情報、購買行動、製品との親和性、複雑な世帯や組織の階層、セグメンテーション、同意状況(GDPR/CCPAなど)、優先する連絡先などが含まれます。

カスタマーサービスの強化:サポートチームは、すべてのインタラクションにおいて最新の豊富な顧客データを活用できるようになり、顧客満足度スコア(CSAT)と組織の評判を向上させることができます。

セールスエンリッチメント:全ての企業システムにわたって360度ビューのカスタマーインテリジェンスを提供し、エンゲージメントをパーソナライズし、法規制の遵守を支援します。

Salesforceのビジネス開発・戦略担当シニアバイスプレデジントであるタイラー・カールソン(Tyler Carlson)氏は、次のように述べています。「データはエージェンティックAIの基盤です。Agentforceと統合されたインフォマティカのマスターデータマネジメント機能を通じて、Salesforceのお客さまは、高品質なデータに基づいてAIエージェントとのやり取りをさらに強化し、より的確なサービスとエンゲージメントを促進できるようになります」

Agentforce向けのInformatica MDM SaaS関連製品は、Salesforce AppExchangeで提供される予定で、2025年下半期のグローバルでの一般提供開始を目指しています。

インフォマティカの戦略的エコシステム担当グローバルバイスプレジデントであるリック・タム=ダニエルズ(Rik Tamm-Daniels)は、次のように述べています。「この協業は、単なるインサイトにとどまらず、行動にもつながるものです。私たちは、Agentforceのビジネスラインユーザーのエクスペリエンスを、深く信頼性の高いエンタープライズデータで補強し、測定可能な成果をもたらすインテリジェントな顧客対応を実現します」

インフォマティカについて

AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理をリードするインフォマティカ(NYSE:INFA)は、企業がデータとAIの価値を最大限に引き出せるよう支援します。データが複雑化しデータ量が増大する中、インフォマティカの Intelligent Data Management Cloud™ は唯一、クラウド、ハイブリッド、マルチクラウドのあらゆる環境でデータを接続、管理、統合するための業界をリードする統合ソリューションスイートを備えた、完全なエンドツーエンドのプラットフォームを提供します。CLAIRE® AIを搭載したインフォマティカのプラットフォームは、主要なクラウドプロバイダー、データウェアハウス、アナリティクスツールとネイティブに統合できます。これにより組織は選択の自由度を高め、ベンダーロックインを回避し、管理されたデータへのアクセス、運用の簡素化、確実な拡張を実現することで、ROIを向上させることができます。

Fortune 100のうちの80社以上を含む、約100カ国の5,000を超えるお客さまがインフォマティカを活用し、特定のプラットフォームに依存しない、クラウドデータ駆動型のトランスフォーメーションを推進しています。
「Informatica. Where data and AI come to life.TM

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttps://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。

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本リリースは米国インフォマティカ本社が2025年5月14日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2025年5月15日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、
https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。