インフォマティカ、Microsoft FabricとMicrosoft Azure OpenAI Service による新たなイノベーションを発表、アナリティクスとAIのための信頼性の高いデータを実現
- インフォマティカのMicrosoft Fabric向けマスターデータマネジメント拡張機能(一般提供開始)
- データ統合とクラウドアプリケーション統合のためのCLAIRE Copilot(一般提供開始)
2025年5月20日
AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(NYSE:INFA)は、マイクロソフトとの協業を深める大きな進化を発表しました。今回の発表は、ラスベガスで開催されたデータ管理とAIの年次カンファレンス「Informatica World」で行われました。
インフォマティカのCPO(最高製品責任者)兼 エグゼクティブバイスプレデジントであるクリシュ・ヴィタルデヴァラ(Krish Vitaldevara)は、次のように述べています。「企業がアナリティクスや生成AIの取り組みを推進するうえでデータへの依存度を高める中、データの品質とガバナンス、そしてコパイロットのエクスペリエンスは、ビジネスの成果を挙げるために不可欠なものとなっています。当社のクラウドデータ管理機能をMicrosoft Fabricに直接統合し、Azure OpenAI Serviceを活用してCLAIRE® Copilotを構築することで、ビジネスユーザーがエンタープライズグレードのアナリティクスとAIアプリケーションを構築できるよう支援します」
インフォマティカはこのたび、アナリティクスとAIの取り組みのための信頼性の高いデータを実現する、以下の3つの重要なイノベーションを発表しました。
インフォマティカのMicrosoft Fabric向けデータ品質ネイティブアプリケーション:インフォマティカは、Microsoft Fabric向けのデータ品質ネイティブアプリケーションのパブリックプレビューを発表しました。Microsoft Fabricネイティブアプリケーションの統合により、FabricユーザーはFabric環境内で直接データをプロファイリングおよびクレンジングできるようになります。このシームレスな統合により、ユーザーはインフォマティカとMicrosoft Fabric環境間でシングルサインオンを実現できます。ユーザーは、インフォマティカのIntelligent Data Management Cloud™の機能を活用して、300を超えるエンタープライズソースからMicrosoft Fabricエンドポイントにデータを取り込み、Microsoft Fabric内でデータプロファイルを実行してデータスキーマを分析し、データセットの完全性、適合性、一貫性を評価することができます。インフォマティカは、Microsoft Fabricとの協力関係をさらに強化するため、Iceberg オープンテーブルのMicrosoft Fabricへの対応も発表しました。
Microsoft Fabric のためのインフォマティカのマスターデータマネジメント拡張機能:インフォマティカのマルチドメインマスターデータマネジメント(MDM)拡張機能により、組織は複数のソースからの重要なマスターデータとトランザクションデータをMicrosoft Fabricに統合することができます。これらの拡張機能は、主要なドメインにわたる信頼性の高い高品質なマスターデータを基盤としたアナリティクスとAIアプリケーションの開発をサポートします。MDM extensions for Microsoft Fabricを利用することで、ユーザーは、すぐに利用可能な事前構築済みの統合アセットを活用して、データオンボーディングを迅速化し、顧客、製品、サプライヤー、ロケーションなどを含む包括的なマスターデータモデルをMicrosoft Fabricに容易に複製することができます。導入の迅速化により、高品質のマスターデータをMicrosoft Fabricに取り込むまでの時間が数週間から数分に短縮され、信頼性の高いビジネスインサイトを迅速に提供します。Microsoft Fabric向けのインフォマティカのマスターデータマネジメント拡張機能は、現在一般提供されています。
データ統合とクラウドアプリケーション統合のためのCLAIRE Copilot:コパイロットはAIの重要なユーザーインターフェースであり、CLAIRE Copilotは、データプロフェッショナルのスキルと知識を補強し、責任あるAI、セキュリティ、データ資産全体で信頼性の高いデータ管理能力をサポートする、信頼できるAIアシスタントです。CLAIRE Copilotは、会話または要約支援、ユースケース分類、フィールドマッピング、クエリ生成のためにAzure OpenAI Serviceを使用して構築されています。また、インフォマティカのホスト型オープンソースLLMを使用して、データとアプリケーションの統合に関連するビジネスプロセスやタスクを自動化し、生産性を高めてインサイトの提供までの時間を短縮します。CLAIRE Copilotは現在、一般提供されています。
Regal Rexnordの最高デジタル・情報責任者であるティモシー・ディクソン(Timothy Dickson)氏は、次のように述べています。「顧客志向の企業として、信頼性の高いデータはRegal Rexnordのエクスペリエンスと卓越したオペレーションのバックボーンです。インフォマティカとMicrosoftは、当社のデータエコシステムをAzure上で統合した信頼できるパートナーであり、AIイニシアチブを簡単に導入して、お客さまに喜んでいただき、当社のビジネスに利益をもたらす、よりスマートでデータ主導の意思決定を行うことができます」
MicrosoftのAzureデータ担当コーポレートバイスプレジデントであるアルン・ウラガラチャガン(Arun Ulagaratchagan)氏は、次のように述べています。「Microsoft Fabricは、2023年11月の提供開始以来、最も急速に成長しているアナリティクスソリューションの1つです。インフォマティカがMicrosoft Fabricと深く統合することで、エンタープライズグレードのデータマネジメント機能が共通のお客さまに提供され、アナリティクスやAIイニシアチブのために、データからより大きな価値を引き出すことができるようになります」
インフォマティカについて
AIを活用したエンタープライズ向けクラウドデータ管理をリードするインフォマティカ(NYSE:INFA)は、企業がデータとAIの価値を最大限に引き出せるよう支援します。データが複雑化しデータ量が増大する中、インフォマティカの Intelligent Data Management Cloud™ は唯一、クラウド、ハイブリッド、マルチクラウドのあらゆる環境でデータを接続、管理、統合するための業界をリードする統合ソリューションスイートを備えた、完全なエンドツーエンドのプラットフォームを提供します。CLAIRE® AIを搭載したインフォマティカのプラットフォームは、主要なクラウドプロバイダー、データウェアハウス、アナリティクスツールとネイティブに統合できます。これにより組織は選択の自由度を高め、ベンダーロックインを回避し、管理されたデータへのアクセス、運用の簡素化、確実な拡張を実現することで、ROIを向上させることができます。
Fortune 100のうちの80社以上を含む、約100カ国の5,000を超えるお客さまがインフォマティカを活用し、特定のプラットフォームに依存しない、クラウドデータ駆動型のトランスフォーメーションを推進しています。
「Informatica. Where data and AI come to life.TM」
インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttps://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。
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本リリースは米国インフォマティカ本社が2025年5月14日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
本プレスリリースに記載されている全ての情報は2025年5月20日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、
https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。