インフォマティカ、5つの製品分野でAI主導による機能拡張を発表

新しいユーザーコラボレーションやクラウドへの対応を実現するためAIを活用した自動化機能を大規模でリリース

2019年4月4日

インフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ)は本日、企業の大規模なインテリジェントデータの活用とデジタルトランスフォーメーションを加速するため、主要な5つの製品分野で150以上の新機能とAI主導の強化を発表しました。

今回の発表は、インフォマティカの「CLAIRE™(注1)」エンジンを搭載した、モジュール型統合プラットフォームを基盤とする製品の強化です。サーバーレス、マルチクラウド、ハイブリッド環境において、事業部門とIT部門を含めた全社レベルでのコラボレーションを実現します。

今回強化された主な製品分野は下記の5つです。

  1. Intelligent Enterprise Data Catalog
    新しいスコアリング、オープンなメタデータAPI、変更通知、ユーザー向け評価とレビューによって、データディスカバリ、カタログ化、データ管理へソーシャルメディアのようなエクスペリエンスを提供できるようになりました。ユーザーは、フォーラム上でのコラボレーションが可能となり、データセットのフォロー、変更通知の受信、SMEへの問い合わせ、データの評価とレビューへのアクセスが可能となります。

  2. Intelligent Cloud and Hybrid Data Management
    最新の「Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)」では、AIを活用した新たなデータディスカバリやインテリジェントな構造ディスカバリをはじめとする、高度な自動化機能の提供が可能となりました。クラウドアプリケーションやデータ統合サービスを含む統合パターンの強化により、「Amazon Web Services(AWS)」、「Microsoft Azure」、「Google Cloud」、「Snowflake」などの主要なクラウドインフラプロバイダーに対するマルチクラウドサポートを拡大しました。さらに、インフォマティカの「Cloud Data Quality」ソリューションの新しいプレビューへのアクセスも提供します。

  3. Intelligent Master Data Management
    今回強化されたMDM製品では、AIと機械学習を活用して顧客の360度ビューを提供するとともに、コンテキストに沿った顧客エンゲージメントのビジョンを実現できるようになりました。これにより、企業は自動的に顧客データの統合、関係性の特定、実用的なビジネスインサイトの獲得を行うことができます。また、AIを搭載したカスタマーインサイトソリューションにより、企業はマスタ、トランザクション、インタラクション、関連データのリレーションを作成し、パーソナライズされた行動に関するインサイトを獲得できます。これらのインサイトは全社で活用することができ、リアルタイムでオムニチャネルの顧客インタラクションに連携し、最適なレコメンデーションを提供できるようになります。

  4. Intelligent Data Governance and Privacy
    Axon Data Governance」では、メタデータ主導のAIと機械学習を活用して、データガバナンスのルール作成と実行を自動化できるようになりました。これによりデータ品質のルール作成を自動化し、ツールをデータガバナンスプログラムの条件に対応するようカスタマイズできます。また、コンプライアンスや戦略的なビジネスイニシアチブに沿って、プログラムの自動化と全社レベルでの拡張ができるので、運用担当者の生産性を向上させることができます。

  5. Intelligent Big Data
    データレイク管理向けの新しいエンタープライズデータプレパレーションパッケージには、50以上の高度なデータプレパレーション機能やデータカタログ、データ品質、データマスキングの機能が組み込まれています。これにより、未加工のデータをインサイトに転換し、データユーザー間でのコラボレーション強化やコメントの追加、レシピとして再現するのためのマッピングの作成と保存が可能になるため、IT部門はレビューとオペレーション化ができるようになります。

    新しいクラウドとAI主導のビッグデータ管理およびストリーミングでは、スキーマドリフトの自動処理により、データ処理に影響を与えることなく、バッチやストリーミングデータの頻繁な変更に適応できるようになりました。また、マニュアルでのコーディングが不要なので使いやすく、迅速性と拡張性に優れた高速の大容量データ取り込み機能を提供します。さらに、AWS、Azure、Google Cloudを含む幅広いクラウドサービスのサーバーレス環境に対応します。

(注1)インテリジェントなデータプラットフォームの人工知能

インフォマティカについて

インフォマティカは、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする唯一の企業であり、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。企業のイノベーションを加速し、俊敏性の向上や新たな成長機会の獲得によって、インテリジェントな破壊的イノベーションを支援しています。また、インフォマティカは企業のデータの力を25年以上にわたり引き出し、世界で数千社もの企業がそのソリューションを利用しています。

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトwww.informatica.com/jp/をご覧ください。

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*本リリースは米国インフォマティカ本社が2019年3月26日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

注:InformaticaおよびCLAIREは、米国とその他の国におけるインフォマティカの登録商標です。 その他全ての企業名および製品名は、各社が所有する商号または商標です。

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2019年3月26日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。