インフォマティカ、業界初のデジタルトランスフォーメーション基盤「Intelligent Data Management Cloud」を発表

2021年4月21日

AIを活用したクラウドファースト、クラウドネイティブのエンドツーエンドなプラットフォームであらゆるプラットフォーム、クラウド、ユーザーにシームレスなデータマネジメントを提供

インフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、以下インフォマティカ)は本日、業界初となるAIを活用した最も包括的なエンドツーエンドのデータマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」を発表しました。これは、IT部門だけでなく、企業内の全てのユーザーが、あらゆるプラットフォーム、クラウド/マルチクラウド/マルチハイブリッド環境で、データによる変革を実現できるように設計されたものです。

企業は、今後5年間で組織全体の多数のプラットフォーム、クラウド、サイロ化されたシステムに分散したデータの課題に、ますます取り組む必要が出てくると予想されています。このような状態では、企業内のユーザーが適切なデータにアクセスして利活用することがより複雑化し、本来のデジタルトランスフォーメーションを実現することが困難となります。インフォマティカのIDMCは、業界初となるAIを活用した最も包括的なエンドツーエンドのデータマネジメントプラットフォームとして、200以上のインテリジェントなクラウドサービスを提供します。これにより、カスタマーエクスペリエンス、eコマース、サプライチェーン、製造からアナリティクス、データサイエンスに至るまで、あらゆるビジネス機能の変革の進め方を再構築し、再定義することが可能となります。これは、すべての組織がデータの力によって、卓越した成果を上げることが可能な世界を創造するという、インフォマティカのミッションを実現したものです。

 

IDMCは、業界で最も包括的かつ最新のエンタープライズクラウドデータマネジメントプラットフォームとして、業界初となる以下の機能を提供します。

  • ビジネスニーズの高まりに応じてクラウドネイティブを大規模に展開:企業のクラウド移行に伴い、データは急激に増加しています。マイクロサービスベースでAPI主導型のIDMCは、企業のあらゆるワークロードに合わせて拡張でき、弾力性の高いサーバーレスの処理を実行します。また、クラウドネイティブを強化し、データの統合、アプリとAPIの統合、データマネジメントを含むあらゆるサービスを単一のクラウドネイティブなプラットフォームで提供します。企業は、ビジネスニーズに応じてデータ処理を拡張することができると同時に、形式やレイテンシを問わずデータを取り込むことが可能になるので、データの民主化を推進し、データ主導型のインサイトによりビジネスユーザーを支援することができるようになります。
  • AIを活用したメタデータ主導型のインテリジェンスで大規模にデータをインサイトに変換:企業は、断片化と分散化が進んだデータ環境で一日に何ペタバイトものデータを処理しています。そのような中、スマートな意思決定を支えるインサイトをリアルタイムで得られる、AIを活用したメタデータ主導型の記録システムは必要不可欠といえます。IDMCの中核を成すインフォマティカのAIエンジン「CLAIRE」(注1)は、数カ月を要するインテリジェンスや自動化とは対照的に、AIと機械学習を活用して数分で膨大なデータからインサイトを導き出し、企業の生産性を大幅に向上させます。
  • クラウドやプラットフォームを問わない業界初のエンタープライズデータマネジメントを実現:デジタルトランスフォーメーションの基盤となるIDMCは、場所やプラットフォームにかかわらず、企業がデータの可視化と分析を行い、共同作業ができるよう支援します。また、同プラットフォームは、データ統合、アプリ統合、API管理、データマネジメントを全て1カ所で大規模に実行できる、単一のクラウドネイティブプラットフォームです。ハイブリッド/マルチクラウド環境向けに構築されており、クラウド上ですべてのワークロードをエンタープライズ規模で実行し、現在、毎月17兆以上のトランザクションを処理しています。クラウド内、クラウドからオンプレミス、オンプレミスからオンプレミスなど、企業はデータの流れる環境に関わらず、データの接続、アクセス、利用、管理が可能になります。
  • ローコード/ノーコードのクラウドデータマネジメントでアジャイルなイノベーションを実現:ビジネスにおいて、変化し続ける動的なニーズに対応するためには高度な俊敏性が必要です。IDMCはローコードまたはノーコードで俊敏性とコラボレーションを最大化します。これにより、企業は構想から実装まで社内で実行できるので、コードの開発費や維持費を負担することなく、動的なビジネス要件と変化にリアルタイムで対応できるようになります。また、信頼性が高くタイムリーで実用的なデータインサイトを大規模に展開し、ビジネス全体でデータを民主化することで、企業はカスタマーエクスペリエンスからeコマース、財務変革、サプライチェーン管理に至るまで、ビジネスイニシアチブのデジタルトランスフォーメーションを実現できます。
  • クラス最高のデータガバナンスを採用したセキュリティと信頼性:IDMCは、設計原理としてセキュリティと信頼性を備えています。データは今日の企業にとって最も価値のある資産であり、データの保護は必要不可欠です。IDMCは、業界最高水準のデータセキュリティとガバナンスにより、適切な部門での迅速なアクセスのほか、データだけでなくAIモデルやパイプラインなどの分析結果が把握できるようポリシーを定めて実行します。全社的に一貫性のあるデータ品質で信頼性を確保し、データを保護することでプライバシーリスクを最小限に抑え、法規制へのコンプライアンスを確保します。

インフォマティカのIDMCは従量課金制で提供されるため、企業やパートナーは自社のビジネスに合ったペースで柔軟にクラウドを拡張できます。インフォマティカはまた、誰もが簡単にIDMCにアクセスして検証可能とするために、Microsoft Azure向けの無料サービスモデルも提供しています。

インフォマティカについて

インフォマティカは、エンタープライズクラウドデータマネジメントをリードする企業として、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。企業のイノベーションを加速し、俊敏性の向上や新たな成長機会の獲得によって、インテリジェントな破壊的イノベーションを支援しています。また、インフォマティカは、25年間以上にわたり、世界で9,000社以上のお客様のデータ活用を支援してきました。

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトwww.informatica.com/jp/ をご覧ください。

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本リリースは米国インフォマティカ本社が2021年4月13日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

Informaticaは、米国とその他の国におけるインフォマティカの登録商標です。 その他全ての企業名および製品名は、各社が所有する商号または商標です。

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2021年4月13日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。

(注1)インテリジェントなデータプラットフォームの人工知能