インフォマティカ、業界初の生成AI搭載データマネジメントプラットフォーム「CLAIRE GPT」を中心としたイノベーションで、Intelligent Data Management Cloudを拡張

主力プラットフォーム「IDMC」のESG(環境・社会・ガバナンス)特化版と、クラウド・モダナイゼーションの画期的なアクセラレーション・プログラムも発表

2023年5月10日

エンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NYSE:INFA、以下インフォマティカ)は、ラスベガスで開催中の年次会議「Informatica World 2023」で、「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」に関する重要な製品開発を発表しました。

IDMCの機能は拡張され、レプリケーション、取り込み、ELT、品質を伴うデータの可観測性など、データエンジニアリング分野でより多くのサービスを提供します。こうしたイノベーションは、次世代のインテリジェンスや自動化機能、そして新しく拡張されたデータマネジメントクラウドサービスの拡大を通じて、より幅広いデータユーザーのエコシステムをサポートしていきます。

その他、2023年下半期にリリースを予定している、主な発表内容は以下の通りです。

IDMCの構成要素であり、先進のAIコパイロット機能を備えた業界初の生成AI搭載データマネジメントプラットフォーム「CLAIRE GPT」が、よりシンプルで高速かつ利用しやすいデータマネジメントを実現

インフォマティカのエンタープライズ規模のAIエンジン「CLAIRE」は、個々のデータマネジメントソリューションと統合型IDMCプラットフォームを支える基礎レイヤーです。23ペタバイトのメタデータを活用する、5万件以上のメタデータ対応接続を通じ、IDMCは顧客企業向けに月間54兆件のトランザクションを処理します。CLAIRE GPTは、生成AIを搭載した次世代版の製品として、自然言語に基づくインターフェイスの進化をIDMCにもたらし、企業がデータを消費・処理・管理・分析する方法を大幅に簡素化および高速化します。企業はCLAIRE GPTを採用することで、データマネジメントを最適化し、生産性を向上させて、データの民主化とセルフサービス化を促進して、データの使用場所でコンテキスト内のデータ体験を統合できます。CLAIRE GPTは、2023年下半期中にIDMCのネイティブサービスとして提供される予定です。

インフォマティカの最高経営責任者であるアミット・ワリア(Amit Walia)は、次のように述べています。「当社のエンドツーエンドなIDMCプラットフォームに革新的な新機能を追加することで、お客様はより高水準のセキュリティを実現しながら、自動化の推進、重要な規制への対応、クラウドへの移行をより迅速に行えるようになることを大変嬉しく思います。インフォマティカは、最新の生成AIを活用することで、企業のデータマネジメントを再び抜本的に変革していきます。エンジニアやアナリスト、科学者など、経験豊富なデータユーザーがCLAIRE GPTを使用することで、主要なデータマネジメントタスクに費やす時間を最大80%削減できるようになると期待しています。」

CLAIRE GPTの導入に伴い、インフォマティカはCLAIREのコパイロット機能を拡張し、データマネジメントに関するより多くのタスクとプロセスを自動化し、データ全体を通じて可観測性を向上させます。これまではCLAIREのサポートにより、データガバナンス、データ品質、データパイプラインの生成、マスターデータマネジメント、冗長データセットの発見、顧客データ編成など、特定の機能を自動化できました。そして今回、最新のAIコパイロット機能として、手動入力不要の生成分類、データ系統の推定、完全性分析、自動マッピングの各種機能が追加されます。

IDCのデータインテリジェンス/統合ソフトウェアリサーチ部門リサーチ・バイスプレジデントのStewart Bond氏は、次のように述べています。「私たちはインテリジェントオートメーションの時代に突入し、すべてが変わろうとしています。新時代を支えるのはシリコンではなく、人々とデータの関係を一変する新たなプラットフォームです。生成AIの加速は、人々をこうした新時代へと導いてくれますが、これを採用しない企業は、時代に取り残されるでしょう。インフォマティカのCLAIRE GPTは、データインテリジェンスと統合ソリューションの領域に生成AI機能を導入するもので、企業はデータとの新たな関係を通じ、より多くのメリットを引き出すことができます。」

「IDMC for ESG(環境・社会・ガバナンス)」が、持続可能で責任あるオペレーションのビジネス目標を実現

インフォマティカはこれまでも、地方自治体、金融サービス、ヘルスケア、ライフサイエンス、高等教育、小売の分野で業界特化型のIDMCを提供してきました。今回の「IDMC for ESG Sustainability」は、こうした特化型製品の最新版にあたります。IDMC for ESG Sustainabilityは、データとアプリケーションの発見、収集、統合を含むエンドツーエンドのデータのライフサイクル、品質向上、ESGデータの単一ビュー、ガバナンス、プライバシー、データの共有と民主化に対応することで、企業が厳格なESG規制へ満たすことを支援します。さらに、IDMC for ESG Sustainabilityは、重要なESGデータへのアクセスと統合も支援することで、ESGに関わるビジネスの優先事項をサポートします。こうした優先事項には、規制コンプライアンス、ESGデータの完全な360度ビュー、ESG基準を向上させるためのESGイニシアチブの測定可能な成果が含まれます。

インフォマティカの最新のクラウド・モダナイゼーション機能が、クラウド移行を加速して価値を高め、リスクとコストを削減しつつ、包括的な管理を実現

インフォマティカが提供開始する最新のクラウド・モダナイゼーション機能により、顧客企業は、オンプレミスのPowerCenter資産のIDMCへのモダナイゼーションを加速しつつ、移行の時間、コスト、リスクを大幅に削減できます。「Cloud Data Integration for PowerCenter(CDI-PC)」は、この「クラウド化」プロセスの圧力を軽減する、1回限りのロータッチ・アップグレードとして設計されており、PowerCenterの顧客企業は、従来型のオンプレミス・ワークロードからクラウド(IDMC)への移行を大幅に迅速化・簡素化できます。CDI for PowerCenterと「PC2Cloud Self-Service Modernization」により、顧客企業は今後、クラウドへの移行を最大6倍速く、PowerCenterのアーティファクトと資産をクラウドで100%再利用し、最大20倍のコスト削減を実現できます。モダナイゼーション機能は、2023年下半期にPowerCenterの顧客企業に提供される予定です。モダナイゼーション機能についての詳細は、こちらをご覧ください。

Point32Health社のデータマネジメント/データ・アズ・ア・サービス部門ディレクターであるRudi Dias氏は、次のように述べています。「CDI-PCは、インフォマティカのモダナイゼーション・プログラムの素晴らしい追加機能です。これにより、当社は独自のペースで柔軟にモダナイズを行いつつ、リスクを大幅に軽減し、より短期間で価値を実現できます。当社は現在、進行中のモダナイゼーション・イニシアチブに組み込むことのできるプロジェクトを検証しているところです。」

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インフォマティカについて

インフォマティカ(NYSE:INFA)は、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする企業であり、企業の最も重要な資産に潜在する変革力を引き出し、データを甦らせます。インフォマティカが開発した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud™ (IDMC)」は、AIを搭載したエンドツーエンドのデータ管理プラットフォームであり、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、データの民主化を通じてビジネス戦略をモダナイズし、進化させます。Fortune100のうちの85社を含む、100カ国以上のお客様がインフォマティカを活用し、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

「Informatica. Where data comes to life.」

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttp://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。

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本プレスリリースに記載されている全ての情報は2023年5月10日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。