【パートナーブログ:MIND】顧客目線(ファーストコンタクトからサポートまで)
こんにちは。インフォマティカ・ジャパン編集部です。
パートナーブログシリーズ、続いては三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社様から今年も興味深いブログを掲載頂きました。将棋とデータの分析管理, そしてデータ活用と連携まで。
一体、どんなお話なのでしょうか!? ご一読ください!
ちょっと前の話ですが、将棋の羽生善治さんと囲碁の井山裕太さんが国民栄誉賞を受賞されたのを皆さんも覚えていらっしゃるかと思います。筆者のような凡人は頭の中が一体どういう風になっているのか気になってしまいますが、いくら羽生さんといえども、実戦で何十手も先まで予測して、想定どおりに進めるということは不可能に近いようです。数手先の予測を何パターンも用意して、戦局に応じて最適なものを選択していくことが重要とTVのインタビューで仰っていたのをふと思い出しました。
局面を的確に分析し、数ある解決策の中から適切なものを導き出していく点は顧客目線に立った提案活動やプロジェクトを進めていく上でも大切な考え方ではないでしょうか。
例えば、ファーストコンタクトから提案段階。ここでは現状の課題をしっかりと分析し、課題解決のために適切なソリューションを提案することが大事ですね。お客様は単にETLツールを利用して問題解決を図ろうとしていても、実はMDMを利用した方が適切な場合があるかもしれません。
インフォマティカ社の製品ラインナップはデータ統合製品をはじめ、データ品質、マスターデータ管理、ビッグデータ管理、さらにはクラウド連携等、データに関する製品・サービスが非常に充実しています。これはお客様の状況に応じて適切な製品を提案するという観点に立つと非常に心強いです。
ある特定の分野に特化したベンダーの製品を導入した場合、システム内には目的ごとに複数ベンダーの製品が乱立してしまう可能性があります。これは製品間のデータ連携にも無駄が生じる可能性があり、開発・運用面でもあまり望ましくないかもしれません。
『DWHを構築したが、データの流れも可視化したいためデータカタログを作成したい』、『まずはオンプレ内のデータ連携を進めていき、次のステップでクラウド上へ移行する』等々、先を見据えて、それぞれの段階・状況に応じた適切な製品・サービスをご提案できるのもインフォマティカ社の豊富な製品ラインナップが持つ強みの一つではないでしょうか。
設計・構築フェーズにおいても要件を的確に分析し、適切な方法を選択することは、プロジェクトを円滑に進めていく上でも非常に重要です。パッケージ製品を利用する場合であっても要件を満たすための実装方法は何パターンも存在します。また、業種特有の構築・実装方法や業務知識が要求されるケースもあります。数ある方法の中から何が適切かを判断するためには、長年の経験で蓄積された構築手法やノウハウは非常に重要です。
ここで判断を誤ると後戻りの作業が発生する、想定していた性能が得られない、場合によっては品質面にまで影響してしまうかもしれません。
実際のプロジェクトでは将棋のように一手ごとに局面が変化するわけではないため、数手先ではなく、もっと先まで見据えておく必要はありますが、色々な状況に応じて適切な選択ができるよう、手駒は多く持っているに越したことはありません。そしてこの手駒は、マニュアルを読み込んだだけで簡単に得られるものではなく、蓄積された経験値によって得られる部分が多分にあります。弊社では
2000年から他社に先駆けインフォマティカ社製品を扱いはじめ、製造・流通・金融・通信等、幅広い業種へ豊富な導入実績を有しており、これらの経験に基づいてシステム構築を支援させていただいております。
弊社では、上図のようにプロジェクトの各フェーズで支援メニューを用意しております。
最後にサポートサービスについても触れておきたいと思います。
製品導入時や導入後、もし障害等が起きた場合、早急に原因特定と復旧、再発防止に努めることは当然です。これに加えて日々の問い合わせ内容からお客様の状況を分析し、改善点などないかお客様の立場で考えることも大切です。
例えば、基本的な操作方法に関する質問が増えた場合、担当者が代わり、前任者からノウハウが引き継がれていないことが原因かもしれません。この場合、お客様に教育の機会を設けるなど提案の機会でもあります。また、データ量の増加等に伴い構築時に設定したプロパティ値が現時点では最適な値になっていない可能性もあります。お客様は気づいていなくても普段の問い合わせから得られるちょっとした情報から改善点をみつけられるかもしれません。ちなみに、弊社ではお客様のちょっとした悩み事から本格的なご相談まで、サポートサービスの一環としてオンサイトでの技術相談もご提供しておりますので、ぜひ有意義にご活用ください。
三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(MIND)は、1990年代に、まだ国内がデータウェアハウス(DWH)の黎明期にあたる時期から、PowerCenterを利用したデータ分析・統合のソリューションを提供して参りました。MINDでは2000年からインフォマティカ社製品の自社保守体制を確立しており、提案 ~ 構築 ~ サポートに至るまで関連部門が密に連携を図り、これまでの経験で得られた様々なノウハウを蓄積しています。MINDがこれまで培ってきた幅広い業種での実績をもとに、データ品質、ビッグデータ連携、マスターデータ管理等、データ活用に関するソリューションのご提案から、長く使えるデータ関連システムの構築・運用を支援させていただければ幸いです。
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