インフォマティカの執行役会長。2015年8月にインフォマティカの取締役会メンバーとなり特別顧問を務める。
それ以前は、Adobe Systems社の最高経営責任者(CEO)として顧客中心のビジョンを推進。これにより収益、事業展開範囲、製品の多様性における世界最大の多角的ソフトウェア企業の1社へと変革を遂げた。CEOを務めた2000年から2007年の間に収益を3倍に増加させ、人気デザイン商品のソリューションベンダーとして広く知られていた同社は、ソフトウェア業界において最も有力な企業の1社となった。
CEO就任前は、全世界の製品およびマーケティング担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、それ以前の1994年からはプロフェッショナルグラフィック部門と消費者部門のバイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーを務めた。
1980年から1983年はMattel Electronics社のマーチャンダイジング部門に属し、5億ドル規模企業への成長に貢献。1983年にはMicrosoft社に入社。最終的に同社では東部地域担当セールス・ディレクターを務める。1987年にはApple Computer社の子会社Claris社の創設メンバーとして同社シニア・マネージャーに就任し、その後、セールスおよびワールドワイドマーケティング担当バイス・プレジデント、Claris Clear Choice担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーを務めた。
Voyager Capital社のベンチャーパートナーおよびPermira Funds社のシニア・アドバイザーでもあり、現在、Oracle社、Synopsys社、Ancestry.com社、Chargepoint社の取締役会にも名を連ねている。また、非営利公共放送局KQEDの取締役会のメンバーも務める。
ニューヨーク市立大学ブルックリン校で学士号を取得。