インフォマティカ、データガバナンスとデータカタログを統合した、クラウド対応のas-a-Serviceソリューション「Cloud Data Governance and Catalog」を発表

業界初の包括的なデータとAIガバナンスのソリューションにより、信頼性の高いデータからインテリジェンスを獲得し、企業のイノベーションを加速

2021年9月1日

エンタープライズクラウドデータマネジメントのリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、以下インフォマティカ)は本日、業界初となる企業向けのデータガバナンスとデータカタログを統合したシームレスなas-a-Serviceソリューションとして、「Cloud Data Governance and Catalog」を発表しました。この包括的なソリューションは、企業のデータとアナリティクスに関するガバナンスの高度化とモダナイゼーションを支援し、クラウドネイティブに統合されたメタデータ主導型のインテリジェンスによって、データカタログ、品質管理、データとAIガバナンスの各種機能を統一したサービスを提供します。

アクセンチュアの調査によると、企業の81%は社内データの潜在能力を最大限に活用するためのデータ戦略を計画できておらず、84%は適切なデータプラットフォームを導入できていません。(注1)。高度なガバナンスは企業のデータドリブン経営に不可欠であり、企業変革を通じてビジネス価値を向上するには、信頼性の高いデータとAIが必要です。

今回発表した新ソリューション「Cloud Data Governance and Catalog」は、インフォマティカが提供する「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」の重要な構成要素です。企業はデータとアナリティクスのガバナンスを通じて、信頼性の高いインサイトをより迅速に獲得できるだけでなく、クラウドアナリティクスとAIによって、かつてないほど短期間でビジネス価値を引き出すことができるようになります。新ソリューションの主なメリットは以下の通りです。

  • 信頼性の高いインサイトを提供し、データドリブンで迅速な意思決定と価値創出をクラウド環境で実現:各社がクラウドでのモダナイゼーションを推し進める中、データが持つインテリジェンスを理解することなく、インフラストラクチャやデータの移動が急ピッチで行われています。そのため、クラウドデータストア(例:クラウドのデータウェアハウス、データレイク)への理解が限定的になり、最小限のガバナンスしか機能しない現状となっています。「Cloud Data Governance and Catalog」は、データが持つインテリジェンスを重視したクラウドネイティブなSaaS(Software as a Service)ソリューションです。企業は、クラウドアナリティクスとデータサイエンスに必要な信頼性の高いデータを容易に特定し、理解、アクセスすることができます。
  • データとAI両方のガバナンスに対応した初の統合ソリューションが、AIの信頼性向上を実現:「Cloud Data Governance and Catalog」は、業界初の統合ソリューションとして、AIモデルと、モデルに使用されるデータの両方のガバナンスを実現します。AIモデルのガバナンスにより、企業は利用可能なモデル、入力・出力対象となるデータ、実際のパフォーマンスを可視化できます。また、ガバナンスポリシーを設定することで、入力データとパフォーマンスの品質を追跡・向上させ、AIのバイアスを削減します。そして、アナリティクスから生み出されるインサイトやそれに伴う活動など、データ利用とガバナンスのポリシーに対するコンプライアンスへの対応も可能になります。このような組織の可視化は、AIの再利用性、説明性、信頼性の強化を図っていく上で必要不可欠です。信頼性の高いAIから信頼性の高いインサイトを得ることで、企業は確信を持ってクラウド環境でのイノベーションや事業成長を促進できるようになります。
  • 従量課金制により、クラウドアナリティクスのガバナンスを直ちに実現:柔軟性の高い従量課金制を採用しているため、企業はデータとアナリティクスのガバナンスプログラムを直ちに導入し、自社に最適なペースで適応・拡張していくことができます。また、クラウドの各種機能を活用することで、インフラストラクチャのデプロイや管理が不要となり、運用コストを削減しながらより短期間で効果を得ていくことができます。インフォマティカ独自のInformatica Processing Units(IPU)アプローチにより、企業は「Cloud Data Governance and Catalog」と、IDMC上のその他すべてのデータマネジメント機能を対象に、使用分のみの支払いをしていくことが可能です。

インフォマティカの最高製品責任者であるジテッシュ・ガイ(Jitesh Ghai)は、次のように述べています。「信頼性の高いデータと実用的なインテリジェンスの利用に対する需要は、かつてないほど高まっています。業界初の包括的なデータとAIのガバナンスに対応した、当社の『Cloud Data Governance and Catalog』ソリューションは、企業がAIを活用したクラウドファースト、クラウドネイティブなデジタルトランスフォーメーション(DX)を真の意味で実現できるための支援として、大きな一歩となります。」

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1アクセンチュア、「Why you need to capitalize on the rise of the data-driven enterprise」、2021年5月21日

インフォマティカについて

インフォマティカは、エンタープライズクラウドデータマネジメントをリードする企業であり、データが持つ変革力を企業が活用するための支援をしています。AIを搭載した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud (IDMC)」は、クラウドファーストかつクラウドネイティブなエンドツーエンドのデータマネジメントプラットフォームです。IDMCは、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、エンタープライズ企業のデータ戦略を民主化し、進化させます。Fortune100のうちの84社を含む、100カ国以上の企業がインフォマティカ製品を活用し、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。  インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトwww.informatica.com/jp/ をご覧ください。 インフォマティカ公式ソーシャルメディア:TwitterFacebookブログ

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本プレスリリースに記載されている全ての情報は2021年9月1日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。