2022年 年頭のご挨拶
クラウド時代のデータ利活用を通じた「真」のデジタルトランスフォーメーションを支援
2022 年 1 月 1 日
2022 年の年頭に当たり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
2021 年は引き続き新型コロナウイルスによるパンデミックの影響がありつつも、テレワークや在宅勤務がより一層普及し、日本企業のデジタルトランスフォーメーションが本格的に加速した一年でした。インフォマティカにとっても、2021年は、4月に業界初のAIを活用したマルチクラウド・マルチハイブリッド対応のデータマネジメント統合プラットフォーム「Informatica Data Management Cloud™(IDMC)」を発表し、また10月にはNY証券市場への再上場を果たすなど、大きな節目となりました
2022 年も引き続きデジタルトランスフォーメーションの勢いは止まらず、ますますクラウドの普及は進み、データドリブンなビジネス経営にシフトする企業がより増えていくと考えています。今やクラウドの利活用は先進企業だけの取り組みに留まりません。昨年にインフォマティカが行ったデータ管理に関する最新の調査によると、日本企業の81%がマルチクラウドを利用していることが分かっています。一方で、データの管理および利活用の面においては、データソースが多岐にわたることやデータの複雑性がネックとなり、膨大なデータを使いこなせないといった課題が浮き彫りとなっています。真のデジタルトランスフォーメーションを達成するには、誰もが自由にデータを取り出して活用する環境の整備が求められており、そのためには、「データの発見」、「データの民主化」、「データガバナンス」の3つの要素を兼ね備えたデータマネジメントが必要です。インフォマティカは、クラウドベースのデータマネジメントプラットフォームであるIDMCによって、分散化されたデータを信頼性を持って管理できるようにし、お客様の経営の意思決定やイノベーションを可能とするデータ活用環境へのモダナイゼーションをサポートしていきます。
また、多種多様な業界のお客様からのご要望に応えるために、パートナー企業との協業の強化にも注力してまいります。インフォマティカのサブスクリプション型製品は主に直販で販売されていますが、クラウドハイパースケーラーやシステムインテグレーター、チャネルパートナーとの協力の元、当社のビジネス範囲を拡大し、共同ソリューションを通じてお客様のクラウド・モダナイゼーションに一緒に取り組んでまいります。
クラウドの普及が進むにつれ、データの管理と利活用がより困難となる中、インフォマティカはすべてのお客様がデータの利活用によって素晴らしい成果を上げられる環境を整えていく所存です。 本年もよろしくお願い申し上げます。
インフォマティカ
最高経営責任者
アミット・ワリア