インフォマティカ、Microsoft Azure上で利用できる「Multidomain Master Data Management-as-a-Service」を発表

Microsoft Power BI との連携を拡大し、Azure 上でエンドツーエンドのデータガバナンス機能を提供

2022年5月25日

エンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NYSE:INFA、以下インフォマティカ)は本日、Microsoftとの長年のパートナーシップをさらに拡大する新たなソリューションとして、「Informatica Multidomain Master Data Management(MDM)-as-a-Service on Azure」を発表しました。顧客企業は、このSaaS版MDM on Azureをプライベートプレビューで利用できるようになります。本ソリューションにより、両社の顧客企業は数百以上のデータソースを整理、一元化することが可能となり、あらゆる分野のクリティカルな業務において、信頼できるデータのリポジトリから、価値ある洞察を得ることができるようになります。インフォマティカのSaaS版MDM on Azureは、Azure Marketplaceから購入できます。

新しいアプリケーションやシステムの増加に伴いデータのサイロ化が進む中、企業はより早く最善の経営判断を行うために、ビジネスクリティカルなデータを単一の信頼できるビューで確認できることを望んでいます。インテリジェントな360度ビューは、さまざまなシステムやアプリケーションからのデータを合成し、信頼できるデータ基盤を提供することで、データ主導の変革を大規模に推進することができます。 インフォマティカのSaaS版MDMは、クラウドネイティブなエンドツーエンド・データ管理クラウドプラットフォームである 「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」のサービスとして、マスターデータのすべてのドメインを単一のSaaSソリューションで管理します。今回、インフォマティカのSaaS版MDM on Azureの提供開始により、Microsoft Azureの顧客企業はデータの作成・取り込みから消費までのサプライチェーン全体においてデータの品質性、可視性、透明性を確保でき、業務効率を向上させることができます。

インフォマティカのクラウドネイティブなオールインワン型のMDMにより、ハイパーパーソナライゼーションされた顧客体験の提供、複雑なグローバルサプライチェーンの管理、デジタルコマース構想の推進、財務データの管理による正確なレポートとコンプライアンスの推進が可能です。Microsoft AzureとインフォマティカのMDMの組み合わせは、安全かつ拡張性とパフォーマンス効率に優れているだけでなく、顧客、製品、サプライヤー、位置情報など複数のドメイン間にまたがる関係を企業が理解し、管理することが可能になります。このため、お客様に最適なオファーを正しいフォーマットとタイミングで提供でき、お客様の満足度を向上させ、ビジネス価値の向上にも繋げられます。

Microsoftのクラウド/AI担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのScott Guthrie氏は次のように述べています。「あらゆる業界において、データの量とその活用の仕方に根本的な変化が起きています。企業がデータ資産から洞察を得てビジネス価値を引き出すためには、信頼できるデータ基盤が必要です。インフォマティカのクラウドネイティブなMDMソリューションを、Microsoft Azureの俊敏性や拡張性と組み合わせることで、企業はデータの全体像を把握し、迅速なビジネス価値の創出を可能とするだけでなく、デジタルトランスフォーメーションへの取り組みも加速させることができます。」

また、インフォマティカは、Microsoft Azure上のIDMCで利用可能な、ソースからPower BIまでエンドツーエンドのデータガバナンス機能を発表しました。Microsoft Power BIチームと共同で開発したインフォマティカの新しいスキャン機能により、データソースからデータ消費までのデータガバナンスの管理が可能になり、両社の顧客企業はPower BI上でデータのソースからロード、変換、準備、消費までの一連の流れを把握できるようになります。 顧客企業は、データ資産の利用を最適化し、Power BIによる分析主導の意思決定を行うための基礎となるデータの信頼性と透明性を確保することができます。

インフォマティカのCEOであるアミット・ワリア(Amit Walia)は、次のように述べています。「今日、お客様が求めているのは、お客様やサプライヤー、製品だけでなく、患者やプロバイダーといった業界固有のカテゴリーを含むビジネスをあらゆる角度から分析して最適化し、より良い結果を導き出すことです。インフォマティカのSaaS版MDM on Azureを利用すれば、SaaSの使いやすさと当社のAIエンジン『CLAIRE』による高速なデータ把握によって、あらゆる事業において迅速なデータ管理を実現します。」

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インフォマティカについて

インフォマティカ(NYSE:INFA)は、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする企業であり、データが持つ変革力を企業が活用するための支援をしています。AIを搭載した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud (IDMC)」は、クラウドファーストかつクラウドネイティブなエンドツーエンドのデータ管理プラットフォームです。IDMCは、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、エンタープライズ企業のデータ戦略をモダナイズし、進化させます。Fortune100のうちの85社を含む、100カ国以上の5,000を超える企業がインフォマティカのソリューションを活用し、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttp://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。

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