インフォマティカ、マイクロソフトとの連携を拡大、Microsoft Azure Native ISV Serviceとしての「Intelligent Data Management Cloud」提供を計画中と発表

2023年5月10日

エンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NYSE:INFA、以下インフォマティカ)は、2つの主要なプロジェクトを通じて、マイクロソフトとの連携を拡大しました。両社が今回目指すのは、Azure Native Independent Software Vendor(ISV)Serviceとして信頼できるデータ機能をインフォマティカが提供することで、Microsoft Azureの顧客企業によりシームレスで統一されたユーザーエクスペリエンスを提供することと、AIの力を活用してAzure環境のデータ民主化を実現することです。本発表は、インフォマティカがラスベガスで開催中の年次顧客会議「Informatica World 2023」にて行われました。

まず、インフォマティカは、AIを活用したクラウドネイティブなIntelligent Data Management Cloud(IDMC)」をAzure Native ISV Serviceとして提供する計画で、これはデータマネジメントプロバイダとマイクロソフトとの統合となります。この共同イノベーションにより、世界中の顧客企業は、Azureポータル内からAzure上のIDMCにシームレスにアクセスし、プロビジョニング、オンボーディング、構成、管理するためのシンプルで統一されたユーザーエクスペリエンスをより簡単に見つけて、利用することができます。ユーザーエクスペリエンスに加えて、Azure Native ISV Service としてIDMCを提供することで、高度なエンドツーエンドのサーバーレス機能をAzure環境で利用できるようになります。本サービスの提供開始は、2023年下半期を予定しています。

次に、インフォマティカのCloud Data Governance and Catalog(CDGC)」がAzure上でネイティブに利用できるようになり、Azureの顧客企業にモダンデータ戦略のための信頼できる機能が提供されます。CDGCをAzure上でネイティブに利用することで、顧客企業は以下のメリットを実現できます。

  • データカタログ、ガバナンス、プライバシー、品質、データマーケットプレイスなどの主要機能を、データインテリジェンス用の単一のクラウドソリューション内に統合し、インフォマティカのAIエンジン「CLAIRE」を通じてAIの力を活用できます。
  • あらゆる環境(Azure、ハイブリッド、マルチクラウド)向けのセルフサービス型メタデータ分析とデータ民主化で高い力を発揮します。
  • クラウドデータレイク/ウェアハウス、アナリティクス/ビジネスインテリジェンスシステム、データベース、ETL(抽出、変換、ロード)ツール、エンタープライズシステムなど、オンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウドのあらゆる場所を対象に、自社のデータ環境を包括的かつ詳細に理解することができます。

インフォマティカの最高経営責任者であるアミット・ワリア(Amit Walia)は、次のように述べています。「インフォマティカとマイクロソフトは、イノベーションへの情熱と、顧客満足への揺るぎのない取り組みを共有することで、長年にわたり重要な協力関係を築いてきました。今回の発表により、両社の連携がさらに深まることを嬉しく思います。当社の主要なIDMCとデータガバナンスソリューションをMicrosoft Azureにネイティブに組み込むことで、Azureのお客様にインフォマティカのAI駆動型プラットフォームの力をお届けできます。これにより、お客様は最も差し迫ったデータマネジメントのニーズに対し、シームレスかつ自信を持って対処できます。」

Burton SnowboardsのIT/アナリティクス部門バイスプレジデントであるKyle Wieranga氏 は、次のように述べています。「マイクロソフトとインフォマティカは、当社にとって不可欠なパートナーです。よりデータ中心の組織になるために、彼らの専門知識とイノベーションを頼りにし続ける私たちにとって、両社の存在を心強く感じています。AI分野での両社の進化と最高のクラウドネイティブなソリューションスイートにより、当社の複雑なデータエコシステムは、私たちを後退させるのではなく、前進させる力になりました。」

マイクロソフトの開発者部門プレジデントであるJulia Liuson氏は、次のように述べています。「当社は常にインフォマティカのようなパートナーと協力して、新たなソリューションを開発し、特定の顧客ニーズに応えるための新しい架け橋を築きたいと考えています。IDMCをAzure Native ISV Serviceとして構築することを支援することで、当社のお客様はIDMCのサーバーレスコンピュートと幅広い機能のメリットを、Azureネイティブソリューションに期待される一体感のあるユーザーエクスペリエンスとともに享受することができます。」

Azureマーケットプレイスを通じた、Azure Native ISV ServiceとしてのIDMCの提供開始は、現在2023年下半期を予定しており、顧客企業はこれらの購入をMicrosoft Azure 消費コミットメントに計上できます。

インフォマティカについて

インフォマティカ(NYSE:INFA)は、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする企業であり、企業の最も重要な資産に潜在する変革力を引き出し、データを甦らせます。インフォマティカが開発した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud™ (IDMC)」は、AIを搭載したエンドツーエンドのデータ管理プラットフォームであり、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、データの民主化を通じてビジネス戦略をモダナイズし、進化させます。Fortune100のうちの85社を含む、100カ国以上のお客様がインフォマティカを活用し、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

「Informatica. Where data comes to life.」

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttp://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。

インフォマティカ公式ソーシャルメディア:Twitter, Facebook, ブログ

###

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2023年5月10日時点のものに基づいており、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。インフォマティカの登録商標の一覧は、https://www.informatica.com/jp/trademarks.htmlをご参照ください。