インフォマティカ、Microsoft FabricおよびAzure OpenAIと連携した 新たなクラウドデータ分析ソリューションを発表

~長年にわたる共同開発のパートナーシップを通じ、インフォマティカの Intelligent Data Management CloudとAzureエコシステム間を高度に統合し、共同顧客に
統一されたユーザーエクスペリエンスを提供~

2023年11月16日

エンタープライズ向けクラウドデータ管理のリーダーであるインフォマティカ(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NYSE:INFA、以下インフォマティカ)は本日、Microsoft Azureのエコシステムとのさらなる統合を発表しました。これにより、何百万もの世界中のAzureユーザーが、データ機能をシームレスに利用できるようになります。この共同開発は、米国シアトルで開催された年次テクニカル カンファレンス「Microsoft Ignite」で発表されました。

インフォマティカの最高製品責任者であるJitesh Ghaiは、次のように述べています。「Microsoft Azureチームとの過去数年間の協力を通じて、私たちは統一されたエクスペリエンスを提供し、両社のお客様にとって真の差別化をもたらす、データ、アナリティクス、AI 機能を備えた搭載ソリューションを深く統合して開発しました。この連携と顧客中心のアプローチは、Azureエコシステムの成長を促進する要因にもなっています。」

生成AI機能の統合:Azure OpenAI Serviceを活用したCLAIRE GPT

インフォマティカは、マイクロソフトのエンジニアリングチームおよびAzure OpenAI Serviceチームと連携し、彼らの大規模言語モデルの関連性と精度を活用して、CLAIRE GPTを開発しました。Informatica World 2023で発表したCLAIRE GPT は、AIエンジンCLAIREに生成AIを搭載した次世代バージョンです。CLAIRE GPTは、データとIntelligent Data Management Cloud(IDMC)に自然言語インターフェースを提供し、ユーザーがデータを消費・処理・管理・分析する方法を単純な会話型のやり取りを通じて変革します。高精度なAzure OpenAI Serviceのモデルを組み込むことで、CLAIRE GPTユーザーは、最先端のデータ管理コード生成にアクセスでき、企業ユースケースに必要な責任あるAIのための包括的なシステムを利用できます。

インフォマティカIDMCのData QualityがMicrosoft Fabricのネイティブなワークロードとして利用可能に

インフォマティカは、Microsoft Fabricの初期ISVデザインパートナーの一社です。インフォマティカのIDMCは、次世代データ分析プラットフォームのネイティブアプリケーションとして、Microsoft Fabricユーザーに豊富なデータ管理機能を提供します。IDMCの機能がMicrosoft Fabricに直接組み込まれ、シームレスに利用できるようになります。顧客は特にデータプロファイリング、品質、可観測性、統合機能など、主要なデータ管理ソリューションを発見および活用して、Fabricアナリティクスのワークロードのための信頼性の高いデータを構築できます。IDMCはFabric上のネイティブアプリケーションとして、2024年前半に一般提供開始される予定です。

また、顧客の様々なアナリティクスのユースケースに対応するために、インフォマティカはFabric OneLake、Lakehouse、DataWarehouse向けの大規模で高性能なIDMCコネクタを構築しました。これらのコネクタは、よりシームレスなデータの取り込みを実現し、信頼できる単一のデータソースを構築します。また、デルタパーケットとSQLエンドポイントに対応し、Fabricプラットフォーム内でのリアルタイム分析を促進します。

SSM Healthのデータ・アナリティクス担当システムバイスプレジデントのJoe Nguyen氏は、次のように述べています。「高品質で信頼性のある整備されたデータは、私たちの患者に対して世界クラスの体験を提供するために不可欠です。 インフォマティカのCLAIRE AIエンジンによって、私たちはプラットフォーム内のデータ品質をよりよく理解し、信頼と確信をもって、よりインテリジェントな質問に答えることができるようになります。インフォマティカとマイクロソフトの技術革新により、SSM Healthは独自のインサイトを導き出し、患者に質の高いケアを提供するという我々のミッションのために長期的な価値を創造することができます。」

マイクロソフトのAzure Data コーポレートバイスプレジデントであるArun Ulagaratchagan氏は、次のように述べています。「過去数年間で、インフォマティカとの関係を深める中で、共同イノベーション、緊密な協力、そしてAzureユーザーのエクスペリエンスを向上させるという共通の目標に基づいて強力なパートナーシップを構築してきました。Microsoft FabricとAzure OpenAI Serviceと連携し、データ管理クラウドを拡大し続けるAzureの環境にネイティブサービスとして統合することで、ユーザーは優れたデータ機能を即座に利用し、AIとアナリティクスに自信を持って取り組むことができるようになります。」

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インフォマティカについて

インフォマティカ(NYSE:INFA)は、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする企業であり、企業の最も重要な資産に潜在する変革力を引き出し、データとAIを甦らせます。インフォマティカが開発した新しいカテゴリーのソフトウェア「Informatica Intelligent Data Management Cloud™ (IDMC)」は、CLAIRE™ AIを搭載したエンドツーエンドのデータ管理プラットフォームであり、マルチクラウドやハイブリッドクラウドなど、様々な環境に存在するデータを連携・管理・統合することで、データの民主化を通じてビジネス戦略をモダナイズし、進化させます。Fortune100のうちの85社を含む、100カ国以上のお客様がインフォマティカを活用し、データ駆動型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

「Informatica. Where data and AI come to life.」

インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、Webサイトhttps://www.informatica.com/jp/ をご覧ください。

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