PowerExchangeとメインフレームデータ統合の強みを発見する

Jul 21, 2022 |
インフォマティカ編集部

メインフレームテクノロジーによる優れた洞察

データマネジメントソリューションを採用している組織について、そして、そこからもたらされる価値について概説します。また、人々がメインフレームに(再)集中しいるいくつかの開発についても触れます。

 

現代ビジネスの要であり続けるメインフレーム

保険、公共料金、自動車免許などのアカウントを持っている人々の多くはメインフレームに存在する情報に接続する可能性が高いはずです。しかしそのことに気づいている人は多くありません。メインフレームは、多くの組織の基盤として存在するものです。過去50年間でメインフレームに蓄積されたデータ量に、ほとんどの人が気づいていないのです。

メインフレームの寿命は、固有の信頼性、安定性、拡張性、セキュリティに大きく左右されます。しかし最も重要なのが、進化する能力です。元祖のIBMプラットフォームから最近発表されたIBMz16™アーキテクチャに至るまで、これほどの成長を遂げたコンピューターアーキテクチャは存在しません。

他の形式のコンピューティングがさまざまなかたちで使用される一方で、メインフレーム(通常はIBMZ®)は、今日のeビジネス環境おける重要な役割を果たしています。銀行、医療、保険、政府、その他多くの公的企業・民間企業では、メインフレームが現代のビジネスの要となっています。つまり、組織はメインフレーム上で能力を拡大し続けているのです。これは、すべてのデータ統合イニシアチブでメインフレームが重要であることも意味します。ここからは、メインフレームテクノロジーの主なメリットと、成功の要となるインフォマティカの役割についてご説明します。

 

メインフレーム神話の打破とPowerExchangeの影響

1.メインフレームは旧式である(誤り!)

メインフレームテクノロジーは、データセンターの奥に格納されている、旧式かつ多様なハードウェアの集合体であるという神話があります。これに加えて、時代遅れのプログラミング言語(COBOL、PL/1など)が組み合わさると、若い開発者がメインフレーム関連の仕事に難色を示すのも無理はありません。

メインフレーム上でJavaやC(C++)などの言語が使用可能であっても、こうした認識の改善には至っていないようです。一方、多くの組織ではメインフレームから移行するのではなく、その能力を拡大する取り組みが行われています。

例えば、COVID-19のピーク時に、アメリカのニュージャージー州知事は、(メインフレーム上で実行されているものが多い)救援プログラムの処理を支援するべく、COBOLに精通したボランティアを募集しました。ところが、人材が全く集まらなかったのです。これが原因で、困難な時期に課題への対応が遅れるという事態が発生しました。

インフォマティカの役割

パンデミックの期間中、インフォマティカは複雑なデータソースへの接続に関するする多くの課題をサポートしました。また、政府や医療機関とのデータ統合イニシアチブに数多く取り組みました。インフォマティカは、データの検出、収集、クレンジング、管理、カタログ化を行います。こういった作業は、データがメインフレームに存在する場合でも、使いやすいコーディング不要のグラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)を使用して実行することができます。インフォマティカのサポートによって、関連データを最新のクラウドベースのシステムに提供することが可能になりました。これにより、世界的なパンデミックが発生している状況でも、規制に沿ったデータ収集、ストレージ、ガバナンス、アナリティクスが実現しました。

 

2.メインフレームはあまり使用されていない(誤り!)

今でも、多くの業界では業務上重要なアプリケーションをホストする目的でメインフレームが使用されています。これには、給与計算、注文処理、金融取引プロセス、生産・在庫管理などが含まれます。実際、世界の企業データの80%は、IBMメインフレームに存在するか、そこから発信されているものなのです。IBMメインフレーム(「zプラットフォーム」)は、以下のような企業で使用されています。

  • アメリカのフォーチュン500社の95%フォーチュン500企業
  • グローバル フォーチュン500社企業の71%
  • 世界のトップ銀行のうち25社
  • アメリカの小売業者トップ25社のうち23社
  • 世界最大の保険会社10社のうち9社

 

メインフレームアーキテクチャのサポートを行うべく、グローバルな教育機関は企業と協力し、メインフレームベースのコースを提供することで学生の(再)教育を行っています。さらに、IBMはスキル不足に対処するための新しい見習いプログラム(IBM Z Apprenticeship program)を発表しました。このプログラムは、特定のポジションで必要とされる技術的およびソフトスキルを身につけるために、従来とは異なる手法を求めている候補者を対象とし、実績ある採用プロセスを提供するものです。学生はこのプログラムを通して、業界で認められた準学士号を得られるほか、関連する職務経験を積むこともできます。

インフォマティカの役割

インフォマティカの提供するPowerExchange製品群とCloud Mass Ingestionを介することで、ノーコードのGUIを使用し、IBM Zプラットフォーム上の一般的なデータストアに接続することが可能になります。これにより、バッチおよび変更データキャプチャ(CDC)の両方の機能をサポートするメインフレームから、Intelligent Data Management Cloud(IDMC)にデータを取り込むことができます。また、メインフレームの貴重なデータ資産を多くのクラウドエコシステム(Microsoft Azure、AWS、Google Cloudなど)と統合することも可能です。結果として、コストが削減され、より多くのデータ処理が有効になります。

 

3.メインフレームは価値を提供しない(誤り!)

ビジネスインテリジェンス(BI)の目的は、行動パターンを見つけ、ビジネスに利益をもたらすような行動を推測することです。しかし、多くの企業は主要なコンポーネントであるメインフレームデータを欠いています。BIと最新のアナリティクスの潜在能力は、メインフレームデータがあってこそ発揮できるものです。

さらに、メインフレームデータをより戦略的に使用することで、その価値を収益化する機会を得ることができます。

インフォマティカの役割

インフォマティカのデータ統合製品は、メインフレーム、リレーショナルデータベース、データウェアハウスアプライアンスからのオンプレミスデータを、クラウドのデータレイクやデータウェアハウスに統合します。これにより、データを下流の使用に適合させることができます。

また、クラウドサービスでも同じ機能を利用することができます。データは、メインフレームから抽出してクラウドにロードし、任意の標準形式に変換できるほか、他のデータと組み合わせたり、必要に応じて何度でも分析したりすることが可能です。インフォマティカが提供するPowerExchangeメインフレーム接続の製品・サービスは、ほとんどのメインフレームデータストアに対して、レイテンシが低く、デルタのみ、ほぼリアルタイムのデータ交換を提供することもできます。処理はスキーマドリフトにも対応しているため、このアクティビティの多くはほぼ自律的に実行されます。これにより、データ収集と分析間のタイムラグがなくなります。

どのような業界でも、メインフレームデータを利用することで収益化に役立てることができます。これにより、新たなビジネスアプリケーション、優れたサービス、洗練された運用へとつながります。メインフレームテクノロジーはなくなりません。企業はこのテクノロジーを取り入れ、利益を得るためにより努力する必要があります。

 

メインフレームとクラウド:ハイブリッドビジネスインテリジェンスの未来

成功の秘訣は、メインフレームデータを統合し、クラウドで最新の標準形式に変換することです。これにより、クラウドアプリケーションへのアクセスが可能になります。インフォマティカは、あらゆるデータに対して独立しており、特定のシステムに依存しないプロバイダーとしてサポートを行います。

インフォマティカでは、メインフレームに隠されたデータを取得することが困難な場合も視野に入れています。メインフレームデータを完全かつ透過的に統合することで、競争優位性が得られ、より多くの成功にもつながります。

メインフレームのデータマネジメントやデータ統合をどのように進化させるかによって、今後10年間のBIが大きく左右されます。ユーザーエクスペリエンスと商品の提供は、よりパーソナライズされたものになるでしょう。企業は、メインフレームから得られる履歴データに従って製品をカスタマイズすることができます。これにより、ビジネスに対するアナリティクスが改善され、競争力が高まります。そして、業界をリードする存在になることができるでしょう。

 

次のステップ

インフォマティカのメインフレームと変更データキャプチャの接続は、オンプレミス製品と、クラウドネイティブデータ管理ソリューションであるIntelligent Data Management Cloudの両方に対応することができます。詳しい情報につきましてはインフォマティカへお問い合わせください。

 

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本ブログは2022年6月13日のPHILIP LINEによるDiscover the Strength of Mainframe Data Integration with PowerExchangeの翻訳です。