【パートナーブログ:MIND】様々なITインフラ環境下でのデータ統合・連携を支えるMIND
近年のテクノロジーの進化によりデジタルトランスフォーメーションが加速しています。
このデジタルトランスフォーメーション時代では、異業種参入や顧客志向の変化等の外的環境変化の脅威にさらされる一方で、各企業ではAI、IoT、ビックデータ等のテクノロジーを駆使し、生産性向上を図り、自らビジネスモデルを転換する事で新たな価値創出、競争優位の確立する企業が増えてきました。
テクノロジーの進化や外的環境の変化に即応するため、SaaS、PaaS等のクラウドサービスの活用が進んでいる一方で、安定性・信頼性を求められる基幹システムは従来通りのITインフラ基盤上に存在し、企業が活用するシステムの連携先は社内、社外を問わず多岐に渡ります。そのようなシステム間データ連携を効率的に行い、迅速に大量データを業務に活用する統合基盤が求められています。
統合基盤を整備する上で、まずは各システムに分散しているマスターデータを共通化する必要がありますが、各システムで独自のルールや項目を追加したものが散在しており、マスターデータの一元化に時間を取られる場合が少なくありません。まずは既存のマスターデータを全て洗い出し、モデリングを行ってから各システムの共通の「ゴールデンマスター」を整備します。また、ゴールデンマスターの品質を維持すため、Informatica Data Qualityによりデータのプロファイル、名寄せや例外値検出などのデータクレンジング処理を実施し、一定ルールを維持しながら新たなゴールデンマスターを追加できるようにします。
その上でInformatica Data Integration Hubを利用し、業務システムを疎結合化させ、統合基盤を構築します。この統合基盤への情報集約を進め、AI、IoT、ビックデータ等のテクノロジーを駆使しながら生産性向上を図ることが今のトレンドです。
その中でもデータ統合・連携の分野においては、三菱電機が1999年より米国インフォマティカ社とPowerCenterの日本語化の共同開発を実施し、2000年より日本国内でPowerCenterの販売を開始いたしました。その後、MINDが販売、保守、構築を引き継ぎ、DWH、CRM、データ統合・連携基盤、クラウド連携、メインフレーム連携、SAP連携など多種多様なシステムでの構築を支援し、現在まで280社以上に対する販売、導入、構築支援の実績を持ちます。MINDがこれまで培ってきた幅広い業種での実績をもとに、データ品質、ビッグデータ連携、マスターデータ管理等、データ活用に関するソリューションのご提案から、長く使えるデータ関連システムの構築・運用を支援させていただければ幸いです。
最後に、MINDにおけるサポートサービスについても触れておきたいと思います。
製品導入時や導入後、もし障害等が起きた場合、早急に原因特定と復旧、再発防止に努めることは当然です。これに加えて日々の問い合わせ内容からお客様の状況を分析し、改善点などないかお客様の立場で考えることも大切です。
例えば、基本的な操作方法に関する質問が増えた場合、担当者が代わり、前任者からノウハウが引き継がれていないことが原因かもしれません。この場合、お客様に教育の機会を設けるなど提案の機会でもあります。また、データ量の増加等に伴い構築時に設定したプロパティ値が現時点では最適な値になっていない可能性もあります。お客様は気づいていなくても普段の問い合わせから得られるちょっとした情報から改善点をみつけられるかもしれません。ちなみに、MINDではお客様のちょっとした悩み事から本格的なご相談まで、サポートサービスの一環としてオンサイトでの技術相談もご提供しておりますので、ぜひ有意義にご活用ください。
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三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
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