セルフサービスが企業全体に与えるメリットとは

Jun 22, 2022 |
インフォマティカ編集部

IT技術の進歩とともに、従業員がセルフサービスで製品活用できるソリューションをの導入に関心を持つ企業が増えています。セルフサービスは業務部門のユーザーが社内の情報を直接利用できる環境のことで、業務プロセスの大幅なスピードアップといったメリットをもたらします。今回は、セルフサービスを実現するインフォマティカのData Marketplaceソリューションとそのメリットをご紹介します。

 

セルフサービス登場の背景

ここ数年、情報活用の分野ではさまざまなパラダイムシフトが生じています。たとえば北米の自動車会社ではデータセントリックオーガナイゼーションに向けたプロジェクトが水面下で進んでいますが、その中核にあるのがデータセルフサービスです。

この会社ではセルフサービスが導入されるまで、アメリカの各生産拠点で同じようなレポートが個別に作成されていました。実際に50ものレポートが毎月手作業で作られ、そのために何十〜数百時間が費やされていたのです。

現在はセルフサービスの導入によりこれらのプロセスが自動化され、似たような作業が繰り返される必要はなくなっています。これによりひと月あたり何百時間もの時間がセーブできるようになりました。

こうしたセルフサービスは「技術の進化」に支えられています。クライアントサーバの時代に使われていたような技術では、セルフサービスのようなソリューションを利用することは難しいでしょう。最新のテクノロジー、特にセキュリティが担保された環境が構築されるようになったこと(加えてここ数年のコロナ禍という大きな変化)が、新たな技術を可能にしているのです。

 

セルフサービスがもたらすメリット

従来のデータ取得プロセスでは、業務部門が必要なデータを得るためにIT部門に依頼を出すことが一般的でした。ところがIT部門にはさまざまな部署から同様のリクエストが集中するため、それぞれの優先度や予算取り、IT部門内のリソースなどの問題から「対応待ち」となります。その後もデータの要件定義、データをAIロジックで使えるようにするための変換、さらにロジックを何回も繰り返すといった作業により、最終的にリクエストから実際にデータを手に入れるまで数ヶ月かかることも珍しくありません。

もっとも近年ではこうした状況は改善されつつあります。IT部門にデータ取得を依頼しなくても、利用者のうちITに詳しいアナリストなどが直接利用できるテクニカルメタデータの公開が増えているからです。これにより、データの取得にかかる時間は数週間程度まで短縮されるようになりました。これが「現在のセルフサービス」です。

とはいえテクニカルメタデータは、一般的な業務ユーザーが簡単に利用できるものではありません。仮に社内にデータを共有するプラットフォームがあり、生データ(テクニカルメタデータ)ではなく業務に近いデータを誰もが入手できれば、データ取得にかかる時間は数日程度にまで短縮可能です。これは「真のセルフサービス」と言えるものですが、このスピードこそがセルフサービスによって実現される大きなメリットです。

 

現在のセルフサービスの課題

現在セルフサービスには課題もあります。データの保有者であるIT部門は「誰にデータを公開すべきか」と悩み、マネージャーは「データ利用の状況が把握できず事故のリスクがある」と懸念し、多くのデータ利用者は「データをどうやって業務に使えばよいかわからない」と困惑しています。結果として一部のユーザーが自己責任でデータを使っている状態です。

これに対し「真のセルフサービス」が実現すると、それぞれの当事者にとって満足できるデータ利用が可能になります。本当の意味で、必要な人が、必要なときに、必要な情報を安心安全に得ることができる環境が実現します。

 

なぜセルフサービスなのか

セルフサービスが実現すれば、データを利用できるユーザー数は飛躍的に増えます。従来はデータ活用に必要な技術スキルが高い位置に設置されていたため、ITエンジニアやデータスチュワードといった少数の専門家しかデータを扱えませんでした。

セルフサービスは、この技術スキルの位置を大きく引き下げることが可能です。結果として大勢の業務ユーザーがデータを直接扱えるようになります。これによりデータが活用されるシーンが増え、そこから革新的な価値が生まれる余地、可能性が生まれてくるでしょう。

 

インフォマティカのData Marketplaceとは

これを可能にするソリューションが、インフォマティカのData Marketplaceです。Data Marketplaceは「データのショッピングモール」として、以下の機能と効果を提供します。

  • データのショップ公開:高品質なデータ資産の作成・共有(攻めと守りを支えるデータ管理)
  • データのアイテム検索&購入:素早いデータ探索・リクエスト(攻めのデータ活用)
  • データのフルフィルメント&追跡:データアクセスを制御・統制(守りのデータ保護)

Data Marketplaceを活用することで「必要な人が、必要なときに、必要な情報を安心安全に得ることができる」ようになるでしょう。

 

まとめ

真のセルフサービスは業務のスピードを早めるだけでなく、データ活用に革新的な価値をプラスします。インフォマティカのData Marketplaceソリューションで、社内の誰もが安全にデータを活用できる環境を構築してください。詳細については下記のウェビナーをご視聴ください。