データマネジメントの「接着剤」となるのが、メタデータです。メタデータとは、データについてのデータであり、データを利用可能にした理由、ユーザー、内容、場所、時間、方法などを明らかにします。
メタデータがあれば、データのライフサイクルの各段階(データの取り込み、配信、利用)で使用されるさまざまなポイントソリューションを1つにまとめることができます。アクティブなメタデータを活用して、データを整理、通知、提案、予測することで、データ利用者体験を向上させましょう。
メタデータを活用して意思決定の質を高めているDanone社の事例をご覧ください。
適切なアクティブメタデータマネジメントソリューションがあれば、データを完全なコンテキストで理解することが可能になり、データが持つビジネス価値を最大限に引き出すことができます。データがさらに増加、分散する中、アクティブなメタデータがあれば、以下のような点で業務を改善することができます:
- データの探索、分類、理解。
- データ利用者の行動の理解。
- 全体的なデータ品質の向上。
- データポリシーの管理と適用。
- データの有効化とデータ配信の自動化。
AIと機械学習でメタデータを有効化、手作業を低減
メタデータを有効化すれば、メタデータマネジメントソリューションの価値をさらに高めることができます。インフォマティカは、AI/機械学習と人間の知識を組み合わせてメタデータを有効化し、それをデータアナリティクスプログラムなどのアプリケーションと統合して、新しいデータインサイトを引き出します。
さまざまなデータソースやアプリケーション、コード(統計、メインフレーム、データサイエンス)、ストアドプロシージャにわたって、高度なスキャナとインテリジェントな解析ツールを利用して、メタデータを活用することができます。そうすることで、次の変換やデータ品質ルールの提案をさらに自動化することができます。
自動データインテリジェンスで信頼を確立
インフォマティカのアクティブメタデータマネジメントソリューションは、データインテリジェンスの収集、キュレーション、推測を自動化します。CLAIRE AIエンジンが、データドメインの探索、データの分類、関係の推測、次にの最善策の提案、ビジネス用語の関連付けなどを自動化します。
CLAIREモデルは14ペタバイト超のマルチテナントメタデータ(構造、関連付け、リネージ、コード)に基づいてトレーニングされており、インフォマティカのIntelligent Data Management Cloudに実装された何千ものソリューション(統合、品質、マスターデータマネジメント、ガバナンス)からインテリジェンスを引き出し、活用することができます。
サイロ化したメタデータを統一、情報に基づく意思決定を実現
サイロ化した複数のソリューションを使用してアクティブメタデータマネジメントを行っていると、可視性、透明性、コンテキストを十分に確保できず、データ利用者の意思決定をサポートすることはできません。
インフォマティカのソリューションは、データ/アプリケーション環境全体のメタデータを統一することで、メタデータ(および関連するインテリジェンス)を単一のリポジトリで一元管理し、あらゆるデータマネジメント機能で利用することができます。サイロ化したデータマネジメント機能同士の連携性を高めれば、相互の機能を用いたデータインテリジェンスの活用が可能になります。
Forresterがインフォマティカをエンタープライズデータファブリックのリーダーの1社として評価した理由はこちらでご確認いただけます。データファブリックの成功にアクティブメタデータマネジメントが不可欠なことをおわかりいただけると思います。
メタデータマネジメントの関連資料
現代のデータドリブンな組織に予測的データインテリジェンス基盤が必要な5つの理由