重要な意思決定のため必要な全ての情報がそろっていると、確信を持って言うことができる行政機関は少ないのではないでしょうか。たとえそうだとしても、それらのデータが正確であると断言できるでしょうか。デジタル時代に突入して以来、官公庁・公共機関は特定のタスクやプログラム専用の複数のシステムにデータを収集し、保存してきました。このようなシステム間でのデータ共有機能を活用することで、業務の効率を高めることができます。複数のソースからデータを統合することによって、住民やプログラム、サービス、部門、組織、プロバイダー、職員をこれまで以上に明確に理解することが可能になります。
しかし、このような統合を成功させるためには、データが信頼に足るものでなければなりませ。データを信頼できなければ、次のようにさまざまな問題が生じます。
重要な運用データのマスターを作成し、データの信頼できる単一ビューを確立することによって、このような課題に対応することが可能になります。データのマスター作成は正確性や完全性を保証するだけでなく、人、プログラム、提供物など、マスターを作成したエンティティ間の関係を明らかにします。
インフォマティカのソリューションは、複数のソースから情報を取得し、完全かつ正確で、信頼できるマスターレコードを作成します。まずデータを特定し、明らかになった関係を可視化します。個々のデータの形式が異なっていても問題ありません。次に、整合性に欠け、重複し、矛盾しているデータを唯一真実のバージョンへと調整します。このデータは、官公庁・公共機関やプログラムに結び付いた、全ての重要なエンティティにとっての「ゴールドレコード」となります。
あらゆるデータについて信頼できる単一ビューを確立することで、サービスへの需要の高まり、セキュリティの脅威、効率性と透明性の向上に対するプレッシャーに対応することが可能になります。