使用していない既存の臨床/管理アプリケーションへのデータアクセス管理を合理化し、ROI を最大化
今日、医療業界の企業・組織は数多くの課題に直面しています。
- Accountable Care Act による包括的な医療改革
- ICD-10 をはじめとするさまざまな法規制へのコンプライアンス
- モバイルプラットフォームへの移行やビッグデータ アナリティクスの活用による治療の変革など、テクノロジーの急速な進歩
こうした状況下では、既存のシステムの強化や新しいテクノロジーの導入、業務や分析ソリューションへの投資のバランスを取ることが重要になります。インフォマティカは、アプリケーションを最新化することで、これらの最適なバランスを実現します。
インフォマティカは、もう使っていない既存の臨床アプリケーションや管理アプリケーションへのデータアクセスの管理を簡素化するソリューションを提供します。このソリューションによって、システムを最新化し、レガシーアプリケーションや冗長アプリケーションのメンテナンス コストだけでなく、テスト環境や開発環境で使うデータコピーも不要になります。冗長な電子医療記録 (EMR) システムから最新のプラットフォームへ切り替える共に、複数のレガシー医療システムをリタイアメントして単一のセキュアなアーカイブに統合することで、コストを削減しながら、患者記録の履歴へのアクセスを維持できます。
このソリューションによって、次のことが可能になります。
- レガシーの電子カルテ (EHR) など、冗長アプリケーションに使っているハードウェア、ソフトウェア、メンテナンスをなくすことで、コストを大幅に削減し、ROI を最大化
- アーカイブした記録やデータへいつでも簡単・手軽にアクセスできるようにすることで、プロバイダーの生産性とカスタマーサービスを向上
- ポリシーベースのデータの保持/破棄ルールを適用し遵守することで、患者のプライバシー ポリシーに違反するリスクを最小限に抑える
- 研究データの抽出時にデータを匿名化し、臨床研究活動における患者のプライバシー要件を遵守
- 非運用環境用の機密データのコピーをマスキングし、HIPAA (米国医療保険の相互運用性と責任に関する法律) の患者のプライバシー ルールと監査要件を遵守
- 統合された検索および訴訟ホールドのサポートにより、法規制へのコンプライアンスを確立し、eDiscovery へタイムリーに対応
競合他社の製品とは異なり、インフォマティカの最新化ソリューションでは、リタイアメントしたアプリケーション データにも標準ベースやポリシーベースの保持ルールにしたがってアクセスできるので、アクセス性と再投資の最適なバランスを取ることができます。
インフォマティカのソリューションの主な機能は、次の通りです。
- エンドユーザーにレガシーのカルテへのアクセスを提供する Web ベースのインターフェイス
- 患者のプライバシーを確保する役割ベースのセキュリティとデータマスキング
- 複数のレガシーシステムにわたりアクセスを統一する共通の患者データモデル
- カスタマイズ可能な 30 種類以上の患者中心型レポート
- アーカイブ内の支払いを管理、適用する未回収売掛金のバーンダウン機能
- FairWarning へのコンプライアンスを確立し、レポートを作成するための監査ログ機能